子供の夜泣きがなくなる!スヤスヤと深い眠り。親子共に健康な毎日。

家族にも夜泣きを理解してもらいたい

赤ちゃんはよく泣くものです。お腹が空けば「何か食べたい」と泣くし、排尿・排便をすれば「おむつが気持ち悪い」と泣く。部屋が暑かったり寒かったりしても泣く。要するに何か不安があったり、不満を持ったりすれば、当たり前のように泣く訳です。赤ちゃんは泣くことしか周りに訴える手段がないのですから、これは、全くもって当然のことです。

 

ところで、赤ちゃんや子供の夜泣きが、その延長にあるかというと、必ずしもそうではないのですが、これを家族に理解してもらえないというのが、一番こたえるという声をよく聞きます。

 

つまり、夜泣きをしても、ミルクをあげるか、おむつを替えるか、よしよしとあやすか、そういったことで泣き止むと思っている方が、特に父親(夫)に多いようなのです(世の中のお父さん、ごめんなさい。もちろん、そうでない方も多くいらっしゃると思います)。単に、日中に泣くのと同じことが、夜中に起きているだけ、くらいの感覚なのです。あげく、「さっさと泣き止ませろ」などと、母親(妻)に対して怒ったりする。これでは、怒られたほうはやるせないし、どんどんストレスがたまっていくだけです。

 

日中にビジネスという戦場で働いているお父さんであれば、夜は疲労困憊で子供の夜泣きの相手どころではない、という気持ちはよく分かります。ただ、戦場こそ違えど、日中に(子供や家事などと)戦っているのは概ね奥様も同じであることも多いのです。

 

とはいえ、すべてのお父さんに、奥様と全く同じように子供の夜泣きに対応しろというのは、酷な部分もあるのかもしれません。であれば、最低限、子供の夜泣きがどういうものなのかくらいは、理解してしかるべきではないでしょうか。そうすれば、「さっさと泣き止ませろ」などと怒ることなど出来なくなるはずなのです。

 

イクメンなどといって男性が子育てに積極的に参加するようになってきたとはいえ、まだまだ一般的には女性が中心であると思われる社会動向と、多くの人からの声を反映し、今回は若干女性目線で語ってしまいましたが、例えば奥様が働き、旦那様が主夫として子育てを含めた家のことをやっている家庭であっても、双方が子供の夜泣きというものを理解すべきという鉄則は同じであるかと思います(また、親などが同居している場合は、そういう同居人も含めての理解が必要ですね)。

 

いずれにしても、「家族にも夜泣きを理解してもらいたい!」というのは、夜泣きに悩まされている方にとっては、まず大前提とも言える、切実な望みなのです。お子様の夜泣き解消に向け、ぜひご家族一緒に取り組んでいただきたいと思っています。

 

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